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終戦記念日は知覧で。(2)  

こんにちは、うみね娘ことカシャット写真館の野寺です。

終戦記念日に知覧をたずねた私たち。
ここを素通りするわけにはいかないでしょう。

富屋食堂
知覧特攻平和会館

そう、鹿児島知覧は、戦中、特攻隊が飛び立った基地があったのです。
お茶の産地としても有名な知覧、広い茶畑も、その昔は滑走路だったようです。

沖縄が制圧され、同盟国のドイツが降伏したということもあり、敵国が集約し、本土へ上陸されるのは時間の問題と思われていました。

そんななか、沖縄に近いここ知覧より特攻隊員が飛び立ち、飛行機もろとも敵機に突っ込んでいったのでした。

富屋食堂は軍部指定の食堂で、特攻の母として慕われた「鳥濱トメ」さんが営む食堂。
そうして最前線に特攻隊として出撃する兵隊さんたちに対し、トメさんは本当のお母さんのように接していたといいます。


その昔、高校2年生だったうみね娘は、留学先のアメリカでこんなことを言われたことがあります。

「わたしの親戚で、突っ込んできたカミカゼの犠牲になった者がいる。」

・・・・・返す言葉が見つかりませんでした。

IMG_4391.jpg
(平和会館の外に展示されている飛行機。 特攻隊をテーマにした、高倉健さんが主演の映画「ホタル」にて使われたものです。)

富屋食堂、知覧特攻平和会館とも、遺された遺書や特攻隊員の写真で埋め尽くされていました。

教科書とは違う、リアルな戦争の記録の数々。

中には、この戦争で日本が負けると確信していたのに飛び立った者もありました。
無駄死にになるかもしれないとわかっていながら突撃しなければならなかった胸中を想うと、とても苦しくなりました。

IMG_9373.jpg

しかし、学校で習ったり、テレビの特集なんかで見知っている感覚とのズレをとても感じてしまいました。

現在の高校生や大学生の年齢が大半だった特攻隊員、写真を見ると、カメラの前では生き生きとしてにこやかで、中には今だったらコンビニの前あたりでたむろしていそうな男の子もいます。

軍服を着ていなければ、学校か職場で撮ったのかと思うぐらいです。

「まるで実感がない。とても元気だ。」と、両親あてに綴った突撃前の遺書がありましたが、死に行くというよりも、この国を、愛する人たちを守るという高揚感の方が勝っていたのかもしれません。

おびたたしい数の、軍服を着たポートレート。

どのタイミングで撮影されたのかは分かりませんが、、、

多くが、「俺がこの国を守っている」
と言っているように感じてしまいました。

留学先で投げかけられた一言、高校生だったうみね娘も同調し、なんて野蛮でクレイジーなんだ!と思っていました。

ですが、すぐそこに敵が迫っており切羽詰ってたとしたら・・・
生まれ育った故郷が焦土化して、親兄弟や友だちが無残な殺され方をするかもしれないとしたら・・・
それしか、敵を防ぐ方法がなかったんだとしたら・・・

もしかしたら、その時代に生きる男子だったならば、自分も志願していたかもしれない。

そう思いました。

今日ここへ来なければ、そんな風に感じることはなかったんでしょうね。
しかし、展示側の意図として、本当は違う風に感じて欲しかったのではという気もしています。

でもやはり、写真は嘘をつけないのですね。

愛国心は必要ではありますが、爆弾抱いて敵に飛び込むなんてことしないで済むよう、戦後70年近く守り通してきた平和を次の世代に確実に引き継いでいきたい、またそれが戦争で命を落とした先人たちへの供養になると強く思いました。

平和会館の語り部のおじさんの、

「平和は空気のようにタダではないのです。 維持するためには大変な努力が要ります。 現に、今も世界のそこここで戦火があがっています!」

という言葉が印象的でした。

有難うございま~す

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category: ┣ 旅と写真

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コメント

死ぬのがわかっていて、しかもそれが無駄死にで、
日本が負けることもなんとなく感じていながら
特攻に行かなければならないのって、とても辛かっただろうと思います。

その反面、国のために死ぬことが当たり前とある意味洗脳され、
敵に突っ込んで行った人が大勢いたことに憤りを感じます。

愛国心は大事だとは思います。
家族や友達など大事な人達を守りたい気持ちもわかります。

でも、戦争を始める人達は決して最前線に行って戦いません。
そういう人達は他国の脅威や自国の危機を叫び、
国民を煽動するだけです。

そういう愚かな一部の人達(戦争を始めた人達)のために、
特攻隊などで多くの尊い命が無駄に散ってしまったのです。

そのことは絶対に忘れてはいけないと思います。

なおのぶ #- | URL
2014/08/26 16:45 | edit

なおのぶさま

コメント有難うございます。
お怒り、ごもっともです。

私も展示を前に投稿の記事に書いたことを感じたわけですが、何かが抜けているとも思いました。

なおのぶさんが言われている”戦争責任”のくだり。

今日本は、戦争の出来る国になんとなく流されそうな気配があります。(なんとなく、気がついたらということになってそうなのが怖い)

約70年前に散ってしまった多くの命を無駄にしないためにも、今こそ歴史を振り返る時なんだと思います。

うみね娘 #- | URL
2014/08/27 11:18 | edit

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